こんにちは。ケチャンです。
『北九州連続監禁殺人事件』と聞いてどういった
印象を持ちますか?
私ケチャンはこの事件があったことは
知っていましたが、事の詳細を殆ど
知りませんでした。
この事件は2002年(平成14年)3月に
北九州市小倉北区で事件が発覚した
連続監禁・殺人事件です。
犯行の手口があまりにも残忍で卑劣であったため、
報道内容に規制がかかったそうです。
今回は事件の内容のほか、事件の首謀者である
夫婦の元に不運にも生まれてしまった
息子さんの名前や人柄、現在の画像
などについて色々と調べてみました。
目次 1.北九州連続監禁殺人事件とは? 2.北九州連続監禁殺人事件の首謀者の息子の名前や人柄は? 3.北九州連続監禁殺人事件首謀者の息子の現在の画像は? |
1.北九州連続監禁殺人事件とは?
この事件は主犯格である夫婦の(※正しくは入籍していない
ため、内縁関係の男女)
男:松永太(まつなが ふとし)死刑囚と、
女:緒方純子(おがた じゅんこ)受刑者が起こした
とても卑劣で残虐な殺人事件です。
被害者は緒方受刑者の親族を含め、
計7人を、監禁した上で殺害した事件です。
◆松永太死刑囚‥1961年4月28日生まれ(逮捕時41歳)
実家は畳屋で、その家の長男として生まれる。
学生時代は成績優秀で容姿も良く、学級委員や
生徒会役員を務めたそうです。
非常に口が上手く、天才的に嘘をつくのが
上手だったそうです。
目立ちたがり屋で人に対して威圧的な人間。
さらに女好きで女癖も悪かったそうです。
本事件発覚後に、多くの事件関係者は
松永死刑囚をこう表現したそうです。
『金と欲望に取り憑かれた悪魔』
【起業時代】
高校を卒業した後、実家の畳屋を譲り受け、
「ワールド」という布団販売会社を作るも、
実態は詐欺商法の会社だったといいます。
安物の寝具を高値で売ったり、脅迫まがいの
商法によって2億円近い利益を上げたそうです。
典型的なワンマン社長で、社員を奴隷のように扱い、
売上の悪い社員に対しては、暴力をふるったり、
「通電」と称し、簡素な電気配線を使った
電気ショックを与えて虐待をしていたといいます。
当然ですが、そのうち社員はいなくなり、
会社の業績も悪化していったそうです。
【婚姻歴あり】
1980年に結婚(松永死刑囚19歳、妻22歳)。
当時の妻との間に1児をもうけるも1992年に離婚。
松永死刑囚は、元妻との婚姻中に、
卒業者名簿を使って、同じ高校だったが
話したこともない緒方受刑者へ突然連絡し、
出会いを取り付けます。そして緒方受刑者へ
交際を申し込むが、不倫関係であることが
緒方受刑者の両親に知れ、反対される。
しかし、非常に弁の立つ松永死刑囚は
緒方受刑者の両親を言葉巧みに説得し、
妻と離婚をする約束をした上で
緒方受刑者との交際を認めてもらうのです。
こうして二人の交際は始まります。
◆緒方純子受刑者‥1962年2月25日生まれ(逮捕時40歳)
実家は土地や資産のあった農家。2人姉妹の長女。
従順で地味で真面目。高校時代は男性との交際経験
もなかったそうです。
子供好きで、短大を卒業後は幼稚園教諭となる。
1993年1月に松永死刑囚の子(長男)を出産し、
1996年3月に同死刑囚の子(次男)を出産する。
【二人の交際~一人目殺害~事件発覚まで】
交際が始まった直後から、
松永死刑囚の態度は一変します。
緒方受刑者に対し、威圧的になり、
暴力や虐待が日常的に行われたそうです。
そんな中、松永死刑囚の会社は業績悪化により
経営が傾きます。資金を工面するため、
親戚やその知り合いからお金を騙し取り始めます。
結果、「詐欺・脅迫容疑」で指名手配をされ、
逃亡生活が始まります(この頃、長男を出産)。
二人は北九州市小倉区のマンションに
身を潜めるのです。
✖ 一人目(Aさん)の殺害から始まり‥
そのマンションの仲介をしてくれた不動産会社の
営業マン(上記事件関係図の右側上部の「父」
当時34歳と書かれた男性)を騙し、
一緒に会社を立ち上げる名目で上記マンションに、
Aの娘(当時8歳)とともに同居するも、
Aを金づるにした上、Aにお金の工面が
できなくなると、松永死刑囚は緒方受刑者
と共に「通電」の虐待をさせ、衰弱死させた。
※松永死刑囚は後に、死亡させたのは
緒方受刑者であると、緒方受刑者本人や
その家族にも嘘をつき、身の潔白を
アピールし続けます。
Aさんを含め、殺された人の遺体処理の
殆どは緒方受刑者にさせ続けるのです。
その後、松永死刑囚、緒方受刑者、Aの娘、
緒方受刑者の両親、妹、妹の旦那、
妹夫婦の子供(娘・息子)を含めた、計9人の
同居生活が始まります。
ただ、松永死刑囚はあくまでも、
同居人を「金づる」としてしかみておらず、
利用価値がなくなると人間以下の扱いをしたといいます。
食事は一日に食パン1枚か白米1杯のみ。
水を飲むのも松永死刑囚の許可が必要。
生活の殆どは「中腰姿勢」のままにさせる。
ルールを破ると通電の虐待が待っていたそうです。
こうして松永死刑囚の恐怖支配や洗脳、
人の弱みにつけ込んで相手の意思を
コントロールさせる、といった手口で
同居人同士で次々と殺し合いをさせて
いき、計7人の殺人事件を起こしました。
事件の幕引きは、最初に殺害されたAさんの
娘がマンションから逃亡。そして警察へ
通報したことがきっかけだったそうです。
松永死刑囚の恐ろしいところは、
「殺害に直接手を下さず、人を使って
間接的に殺害をしたこと」
そして「逮捕後の裁判所出廷の際に、殺害内容を
冗談を交えながら、まるで他人事のように
話していたこと」です。
いわゆる*サイコパス*というやつですね
*サイコパス*(psychopath)
精神病質(その人格のために本人や社会が悩む、 正常とされる人格から逸脱したもの)である人。
これだけの話術や頭脳があれば、
この能力を別の道で活用して、
もっと良い人生が拓けたのでは?
と思ってしまいます。
一方、緒方受刑者は松永死刑囚にやらされていた
とはいえ、自分の意思で殺害した事も
あったため、同情の余地は認めがたいと
感じました。
※記事は「北九州連続監禁殺人事件の
息子の名前や人柄や現在の画像は?2
【ザ・ノンフィクション】」へと続きます。
息子さん(長男)について、詳しく触れて行きます。
コチラをご覧ください。
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