出典元:https://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2015april/gallery_c_150411.html
こんにちは。ケチャンです。
みなさんは石川竜一さん(写真家)を
ご存じでしょうか?
私、ケチャンは知りませんでしたが、
石川さんの家族や年収、プロフィール等を
調べるにつれて、
彼自身の事だけでなく、写真についても
興味が湧いてきました。
では、さっそく調べたことをご紹介します!
目次
石川竜一さんのプロフィール
石川竜一(いしかわりゅういち)
生年月日:1984年生まれ(2017年時点で32歳)
出身地:沖縄県宜野湾市(現在も在住との事です)
出身高校:宜野湾高等学校
出身大学:沖縄国際大学科社会文化学科
【主な経歴】
石川さんは中学の時にボクシングを始めました。
高校では国体で全国3位に入るなど、かなりの実力が
あったようで、プロのスカウトマンも目を付けていたようですが、
ある時、ボクシングに挫折し、高校卒業と同時に
ボクシングから離れてしまったそうです。
挫折した時、石川さんは
「ボクシングだけに集中してしまうと、
将来、何もできない人間になってしまうから」
だそうです。
大学に進学したことで環境の変化に馴染めず、
しばらくは何事にも気力が湧かず、
うつ状態になってしまったそうです。
その頃にカメラと出会います。
その出会いのきっかけは、商店街をブラブラと歩いていた
時に、リサイクルショップの店主に
「カメラを買わないか?」と勧められたからだそうです。
しかし、この話には意外なオチがあり、
実はこのカメラ、1000円で買ったそうなのですが、
壊れて何も映らなかったそうです(笑)
後に、店主にまんまと騙されてジャンク品を買わされたことに
気づいたらしいのですが、石川さんがすごいのは
「これがカメラとの運命の出会いだった。
初めから写真家になる事が決まっていたのかも
しれない」と思えたことなのです。
普通だったら頭に来てむしろカメラから遠ざかってしまい
ますよね。
それと、ボクシングはそのまま続けていれば、
ひょっとしたらボクシングの世界で
十分やって行けたかもしれないのに、
逆に不安を感じて、違う世界を考えられる思考力は
凄いな、とケチャンは感じました。
【主な受賞歴】
●2012年「okinawan portraits」で
第35回写真新世紀佳作受賞。
●2014年に写真集「絶景のポリフォニー」
「okinawan portraits 2010-2012」で
第40回木村伊兵衛写真賞受賞。
●2015年には日本写真協会賞新人賞を受賞しています。
2014年に受賞した『木村伊兵衛(きむらいへい)写真賞』
とは、「写真界の芥川賞」と呼ばれるほどの
とても名誉ある賞だそうで、受賞すること自体、
かなり難しいとのことです。
※上記2014年に出された
写真集「絶景のポリフォニー」
「okinawan portraits 2010-2012」
とは、石川さんが今までに撮りためた
沖縄の風景や人などのスナップ写真集です。
作品は著作権の関係でこのサイトに直接貼る事は控えたい
と思います。代わりに、一部の作品が観られる
サイトのリンクを貼っておきましたので、
興味のある方はどうぞ
コニカミノルタプラザ(第40回木村伊兵衛写真賞受賞作品)
https://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2015april/gallery_c_150411.html
石川竜一さんの家族・年収は?
【家族】
残念ながら、石川さんの家族を知る事はできませんでした。
色々と調べてみましたが、家族や彼女については
どこにも関連する情報がないことから、
憶測ですが、おそらく石川さんは現在、独身であると思われます。
【年収】
こちらもやはり、具体的な金額はわかりませんでしたが、
参考までに、一般的な写真家の年収は
平均で400万円~600万円との報告がありますが、
あくまでも個人事業主としてやられている方が
殆どですし、サラリーマンのように定期収入があるわけではないので
決して安定しているとはいえない職業ですよね。
しかし、石川さんのように何度も受賞しているような
頭一つ抜き出た才能の持ち主である写真家であって、
個展や写真集も発売されている方であれば、
ひょっとしたら1000万円は軽く超えているかもしれません。
一方で、商売道具のカメラやそれに関連して発生する費用
も決して安くはなく、カメラにおいては1台100万円以上する物も
多いため、決して豪遊できるほどの生活状況ではないかもしれません。
まとめと考察
石川さんは自身の写真について
どういうときにシャッターを押したくなるのか?
という問いにこう答えていらっしゃいます。
それは本当に気分次第なんです。ただ楽しいから撮っていることもあるし、ああ良いなと思って撮っていることもあります。
僕が「写真って面白い!」と思うのは、撮った写真を後から見返した時に、自分の知らなかった一面が見えるところなんです。だからできるだけ意識的じゃなく、もっと自然に写真を撮っていけたらと思っています。
引用元:https://bulan.co/swings/ryuichi-ishikawa_interview/
石川さんの言葉を解釈すると、
写真を撮るときは、(今シャッターを押せば、
こんな写真ができるだろうな)と考えて押すのではなく、
むしろ前段階では何も考えずに、
シャッターを押したあと、見える画がどんな物に
なるのか?が楽しみだから撮っているとも言えますよね。
ボクシングという世界も決して楽な世界ではないけど、
写真という世界だって、決して安定的な職業ではないわけですよね。
ボクシングを辞めて写真家になったのは偶然だったのかもしれないけど、
サラリーマンという、ある意味、安定した世界に身を投じることだって
選択肢にはあるはずなのに、あえて写真家という世界を選んだ
彼の決断力と行動力は凄いと思いました。
私、ケチャンは写真というものに興味がなかったのですが、
石川さんの考え方や人柄、作品を拝見してみて、
ただの一枚の「画」ではなく、
そこには動きが無いからこそ、
観る側一人ひとりの想像力やセンスによって
受け取る世界観が無数にあったり、
動画で観るようなリアリティが存在していたり。
そういう意味では、写真ってシンプルでありながら
非常に奥が深いものなのだ、とケチャンは初めて感じました。
※2017年8月16日(水) 20時00分~20時30分
NHKのEテレ「ハートネットTV」にて石川竜一さんが
出演されます。興味のある方は是非、ご覧ください。
今回も拙い文章&長文をお読み頂き、
ありがとうございました。
運営者 ケチャンm(__)m
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