こんにちは。ケチャンです。
金澤翔子さん(天才書家)はご存じでしょうか?
今回は彼女のプロフィールやダウン症について
調べてみました。
目次
金澤翔子さんのプロフィール
生年月日:1985年6月12日
出身:東京都目黒区
趣味:カラオケ・プール
好きな芸能人:小池徹平
お母さまも同じく書家の金澤泰子さんです。
【主な経歴】
お母様の泰子さんが42歳で翔子さんを出産。
新生児期に敗血症にかかってしまい、
後に医師から「ダウン症」であると診断されます。
当初、その事実を知ったお母さまの泰子さんは
我が子と共に死のうとも考えたのですがが、
旦那さん(夫)の熱心な想いと、少しずつ育っていく
翔子さんの姿を見て思いとどまったそうです。
翔子さんは5歳から、お母さまの勧めで書道を始めます。
翔子さんは小学校入学から順調に学校生活を送っていたのですが、
小学3年~4年生の頃、突然、学校から
身障者学級のある学校へ転校するよう言わたそうです。
転向した先ではうまく学校になじめず、
翔子さんは不登校になってしまったそうです。
そのころ、お母さまの勧めで、書道で般若心経を書いたことが
きっかけで、書の道に進んだそうです。
お父様は翔子さんが14歳の時に病気で亡くなってしまった
ようです。
翔子さんを一番に支えて、励ましてくれていたお父様。
今でも翔子さんは書に取り組むときには天国のお父様へ
お祈りを捧げているそうですよ。
1995年:全日本学生書道連盟展に「花」を初出品。
1999年:日本学生書道文化連盟展に「龍」を出品し銀賞を受賞。
2000年:同じく日本学生書道文化連盟展に「延命十句観音経」を出品して銀賞を受賞。
2001年:日本学生書道文化連盟展に「舎利札」を出品し、
学生書道としては最高位である金賞を受賞。その後、矢口養護学校に進学。
2002年:日本学生書道文化連盟展に「觀」を出品し金賞を受賞。
翌年に荒井裕司が理事を務める
ステップアップアカデミー(現・翔和学園)に入学する。
2004年:書家としての号「小蘭」を取得。
2005年:最初の個展である「翔子 書の世界」を銀座書廊で主催
2006年:建長寺に「慈悲」を奉納。
2009年:建仁寺に「風神雷神」を奉納。
この作品は同寺蔵の国宝「風神雷神図」の
隣に展示され大きな反響を呼んだ。
2012年:福島県いわき市に自身初の常設館である
金澤翔子美術館を開設。館長となる。
2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当。
余談であるが、バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseと
リーダーのNakajinは、小学校の時の同級生だそうです。
金澤翔子さんを良く知らない方は、
こちらの動画をご覧ください
【ダウン症の書家・金澤翔子—31歳 ひとり暮らしの日々
| nippon.com】
とても純粋でまっすぐな翔子さん、
地域の方達にも馴染んでいるようで、
立派に一人暮らしをされているようですね^^
ダウン症とは何か?
そもそも、「ダウン」症のダウンとは、
1866年、イギリスの眼科医「ジョン・ラングドン・ハイドン・ダウン」
が論文『白痴の民族学的分類に関する考察』(Observations on the Ethnic Classification of Idiots)でその存在を発表した事が名ダウン症という名の由来とされています。
意外かもしれませんが、
ダウン症というのは病気ではないということです
ダウン症はその名のとおり、症状の一つと捉える事が
適切で、ざっくり言えば、「性格や体質」というほうが
正しいということです。なぜなら、
ダウン症は病気ではないので、医師が直接直す事も、
また、いわゆる症状を遅らすという事自体、無いというものだからです。
ダウン症についてはこちらのサイトを観ていただいたほうが
分かりやすいと思います。
ケチャン的考察
私、ケチャンが小学校のころ、
学校や近所にダウン症の子供が居ました。
今でこそ、大変失礼な話で、
自身に対してとても恥ずかしい事なのですが、
当時のケチャンはそういう子供達をみて、
何か普通とは違う、「特別な存在の子」
「障害をもったかわいそうな子」という認識があり、
特別視をしてしまったことは事実です。
年月を経て、今この年になり、
いわゆる「障害を持った方」に対して、
偏見を持つ事はなくなりました。
それは年齢を重ねて経験値が増えたこと
だけではなく、
人と人の「差」や「違い」自体だけに目が行き、
人と人を比べる事自体、無意味なのだ。
ということに段々と気づいたからなのだと思います。
今回取り上げた、金澤翔子さんの動画をご覧になった方は、
率直にどう感じたでしょうか?
「ダウン症を持っているのに、素晴らしい書を奏でるなんて凄い」
逆に、批判的な感覚を持った方もいるかもしれません。
でも、ちょっと考えてみてください。
動画の中にあったように、日々、お母さまの所へ出向いて
地道に書を練習する、実際に書を披露する、個展を開くなど
そんな細かい陰の努力や人との付き合いなどを
私達は平然とこなせるでしょうか?
そこには、健常者・障碍者という言葉のくくりをせず、
「人として同じことができるか?」という視点で
みる習慣をつけると、物事はまた大きく違った答えを出す
ということがたくさんありますよね?
※1 NHKのEテレ
2017年9月25日(月) 20時00分~20時30分
「ハートネットTV ブレイクスルーFile.87
「母と娘~書家・金澤翔子の転機」にて金澤翔子さんが
ご出演されます。興味のある方は是非、ご覧になってみてください。
※2 〜
上野の森美術館にて
金澤翔子さん作品の個展が開かれます
詳細は こちら
今回も拙い文章&長文をお読み頂き、
ありがとうございました。
コメントも随時お受けしていますので、
気軽に書いて下さいね。
運営者 ケチャンm(__)m
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