久保田翠代表が運営する福祉施設とは?障害者の新たな生き方とは?【ハートネットTV】

こんにちは。ケチャンです。

 

障害者の福祉施設を運営する

久保田翠さんをご存じでしょうか?

福祉施設と聞くと、普通の方々には

縁遠い、馴染みの薄い場所という

認識があるかもしれません。

障害者や施設に対する新たな

考え方を模索する

久保田翠さんを調べてみました。

 

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目次

久保田翠さんのプロフィール

氏名:くぼた みどり
年齢:55歳
認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ理事長
障害福祉施設アルス・ノヴァ施設長。
建築の設計や環境デザインの仕事に携わっていたがが、
障害のある長男【壮(たけし)さん】の出産を契機に、
2000年にクリエイティブサポートレッツを設立する。
2004年:同施設をNPO法人化
2014年:認定NPO法人取得
2008年:たけし文化センター事業開始
2010年:静岡県浜松市西区入野町に、
障害福祉施設アルス・ノヴァ設立
2014年:たけし文化センターのヴぁ公民館開設
1998~2014年静岡大学農学部非常勤講師を務める

障害を持つお子さんとの生活から施設を開設

久保田さんには21歳になる、お子さん

(壮さん=たけしさん)がいらっしゃるが、

重度の知的障害があるそうです。

一人で食事も排泄もできない状況とのことです。
常に動き回り、片時もじっとしていられない。
言葉も発せず、テレビも観ない。
毎日、入れ物に石を入れ、寝るとき以外
カタカタと鳴らし続ける状況。
何をするにも、自身のこだわりが強いため、
すんなり動くことができない。
その他にも、てんかん、睡眠障害、
側湾症なども持っているらしいです。
そんな状況ですから、どこか施設に
預けるとしても、常に何か問題を起こすため、
ゆっくりと安心して心が
休まることがなかったそうですね。
ですからプライベートでどこかに
行きたくてもほぼ無理の状態だったそうです。
そんな状況だったため、仕事も
プライベートにも影響が出てしまったと、
久保田さんは仰っています。
そんな状況から少しでも負担を減らすため
考えたのが、キャンピングカーでの生活
だったそうです。
キャンピングカーの中ならば、
壮さんが行う石遊びもでき、
周囲に迷惑もかからず、また冷暖房も
整っている環境。
今よりも良い環境を模索した結果、
キャンピングカーでの生活を
思いついたそうです。
【福祉施設を開設】
久保田さんは重度の障害を持つ壮さんを
育てる中で、「何かをやらせる場所」
ではなく
「やりたいことを思いっきりできる場所
を作ろう」という想いのもと、NPOを設立します。
重度知的障害の人たちのありのままの姿を見て、
多様な価値観を感じ取ってほしい、
と施設を「観光」する事業など様々な取り組みを続けています。
私、ケチャンには知的障害のある方との
交流は現在ないのですが、過去に認知症を
患って亡くなった母がいました。
その当時についての記事はこちらにあります。
興味がありましたら読んでみてください。
ケチャンなりに学び得たことは
障害者も健常者も何一つ違う所はなく
同じ人間である。
ただ、障害者は健常者よりも不便さを感じて
生きているに過ぎない
ということです。
きっと久保田さんも壮さんを育てる中で
そういった部分をいち早く感じ取り、
他にはない障害者施設を作りたいと
思われたのではないでしょうか?
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久保田翠さんが運営する福祉施設
「アルス・ノヴァ(意味:新しい芸術)」とは

今、この施設が福祉関係者だけでなく、

アーティストや著名な哲学者などからも

注目されているそうです。

施設内には床に寝そべっている人や、

楽器を爆音で響かせる人など

利用者が思い思いに過ごしているそうです。

先にも述べたように、久保田さんは

壮さんを育てる中で

何かをやらせる場所ではなく

「やりたいことを思いっきりできる場所

を作ろう」とという想いで施設を設立しました。

重度知的障害の人たちのありのままの

姿を見て、多様な価値観を感じ取ってほしい

と、施設を「観光」する事業など様々な

取り組みを続けているそうです。

さらに久保田さんはいま、重度知的障害の
人たちの“新しい自立のあり方”の模索を
始めているそうです。
壮さんに「家族以外の支え」の必要性を
強く感じているとの事。
これはひょっとしたら障害者の自立
(または半自立)を目指すための
プロジェクトの構想が久保田さんに
あるのではないでしょうか。
 
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まとめ

いかがだったでしょうか?

障害者施設と聞くと、

馴染みのない人からすると、どうしても

割けてしまいがちです。

でも、上記でも述べたように、

根本的には同じ人です。

障害があっても健常者と同じ感情があり、

脳があり、感覚があると私ケチャンは思います。

サポートできる人はサポートを必要としている人に

何でも良いのでなにかできる事をしてあげる。

それが人と人との自然な社会のカタチだと

思うのです。

 

2017年10月30日(月)  20時00分~20時30分 

NHKのEテレにて「ハートネットTV▽あるがままを受けとめて

 障害者の新しい生き方を探す 久保田翠」

に久保田翠さんがご出演なされます。

興味のある方は、是非ご覧になってみてください。

 

今回も拙い文章&長文をお読み頂き、ありがとうございました。

コメントも随時お受けしていますので、気軽に書いて下さいね。

運営者 ケチャンm(__)m

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